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首・肩こりが胸の歪みを取って解消50代女性

射水市にある整体屋さん。一条整体クリニックApa Kabar

富山市からお越し頂いた50代女性。症状は首と肩こり、そして目の奥に痛みがあるとのことでした。身体はとにかくずっと怠いらしく顔色も優れていませんでした・・・。

事故やケガの経験が多い身体

お話を伺うとビックリするくらい事故やケガを経験されたいました。

  • 4歳の時に窓(1階)から転落して額を切る
  • 20年前に車の助手席に乗っていて横転事故。外傷はないが口の中で出血
  • 10年前にエアロビをしていて左足首を捻挫
  • 2年前に自転車に乗っていて自動車と接触事故

覚えているのはそれだけでそれ以外にもあるようです。

衝撃が入れば骨格はその都度対応している

「骨格」は筋肉組織を支え、全身のバランスをとるといった機能だけでなく、もっとも大切な「脳と神経系」を保護する上でも重要な役割を果たしています。そのための健全な生体反応として、外からの衝撃などに対しあの硬い骨格を動かして対応する、精緻にして柔軟な仕組みを「脳」自体が備えています。
ということは、そのプロセスを逆に利用すれば、歪みを取り除くことも可能なはずです。当クリックで事故歴や打撲歴を聴いているのはそのためです。

骨格が歪むのは背骨と骨盤だけではない

みなさんが「整体」「骨を整える」とイメージされと背骨や骨盤に意識が行きがちだと思います。巷にある施術院もそのようなところが多いためだと思います。しかし、実際には大小含めて206個あると言われています

※尾骨の融合、肋骨、種子骨などにより個人差がある

それら全部の骨たちが骨格として組織化されることで立つ・座る・歩くなど運動すことが出来ています。

そして、事故などのトラブルなどにより不意な衝撃にも骨折を防ぐように骨をズラすことで対応しているのです。

衝撃を受けやすい場所は・・・

衝撃を受けやすい場所はみなさん思い返してみて下さい。頭・背中・胸・肩・お尻・膝・肘ではないでしょうか?HSTi骨格調整法では衝撃の入った方から歪みのイメージをしてみて施術に取り掛かります。頭なら頭から・・・お尻なら骨盤からというように施術をしていきます。

胸の打撲・肋骨と胸骨の歪み

そして、この女性が一番痛みを覚えていたのは胸でした。自転車で自動車と接触事故したときに胸から地面に落ちたようです。身体を見せて頂くとやはり胸骨と肋骨でバランスを崩し背骨まで影響が出ていました。

肋骨と胸骨は軟骨でつながっているため柔軟に対応できていることが多いのですが、強い衝撃が入ると対応しきれず骨折したり歪んだり変形することもあります。

じんわりと戻す

このような歪みでも器具を使ってじんわりと優しい力で戻していきます。肋骨は筋肉や肉が少ないため痛みを感じやすいため慎重に触れます。

肋骨と胸骨を整える

その他でバランスを取っているところも整える

ヒトは二本の足で直立しているため大きな歪みが一つあると必ず他の場所でもバランスを取るように歪んでいます。それらもしっかりと見つけ出し整えます。

そうして施術を終え立って頂くとまず感じたのが「目が楽~!!!」という言葉だったので目で感じたのでしょう。

もちろん首や肩のこりも楽になっていました。「揉んでもないのに何で~?」と質問されました。胸辺りも症状を感じていなかったのに軽く感じ息がしやすいと言っておられました。事故やケガ歴が多いので完全までは少し時間がかかりますが希望を持てられたようで良かったです。

まとめ

おそらく自転車事故だけでなく、幼いころの額の打撲から自動車の横転事故も全部含めて頭~骨盤まで全身で受け入れている様子でした。今回は胸に大きな歪みが1番主張していましたが、胸だけの施術だけではなくそれらに関係するバランスを取っていた骨も整えることによりさまざまなところで反応がありました。

目が楽になったのも頭まで整えたからです。胸だけではそうはならなかったでしょう。

事故歴などが多いと施術するのが大変だし症状が改善されるのも時間がかかることも多いです。しかし、一つひとつ解決していくと引き算のように身体は楽になっていくものです。死ぬまで使うこの骨格。最後まで大切に使わせて頂くという意味も込めて諦めずにぜひお越しください。

最後まで読んで下さり有難う御座います。