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~つくられたように生きる~

こんばんわ。

一条整体クリニックApa Kabarです。

ブログを始めるのに際しまして症例を上げたり、骨格調整の素晴らしさをアピールするよりもまず初めに私自身が15年間骨格調整という仕事を通して「人の身体」について思うことを書きたいなと思ったので読んでいただけたら嬉しいです。

ヒトという生き物は動物であり脊椎動物

何気なくもがいていた10代20代

私自身野球というスポーツを通してトレーニングをしたり、ケガをして治療やリハビリに通ったりとそれなりに身体と向き合う機会はありました。整形外科・接骨院・整形外科・鍼灸院・整体など様々なところへ行きました。しかし、そこでやっていたことは筋肉へのアプローチや神経系へのアプローチばかりでした。そのことに何の違和感もなく過ごしていました。当然一時的に痛みは引きますがまた痛みが出ます。そんなことを繰り返しながら社会人3年目くらいの時に骨格調整に出会いました。

初めて感じた感覚

施術をして頂いてまず感じたのは「楽」「痛くない」とかではなく「軽い」でした。その後練習をしていてもとにかく軽かったのです。走っていても体操をしていてもキャッチボールをしていてもとにかく軽い。小学3年で肘を痛めてから肩・腰・膝・背中などあちこち痛めなが野球を続けていたのでこんな感覚は初めてでした。

野球より治療家への道へ。HSTi骨格調整法との出会い

骨格調整と出会ってそこで私が選んだ道は野球をするのではなく人の身体を治すという道でした。自然とそちらの方向へ足が向いていました。これからいっぱい野球をするよりも野球の枠に限らず同じようなことで悩んだり迷っている人の力になりたいと前々から思っていたからでしょう。ただそれまでは治療家になる方向への道がまったく見えませんでした。

しかし今回の出会いで完全に道が開けました。妻の後押しもありました。そこからいろいろと整体学校を探し3年ほど立って「HSTi骨格調整法」に出会いました。

そこで学んだことは「筋肉や腱を揉んだり押したりしなくていい。骨格をもとの作られたように戻してあげたら身体はまた機能するよ。」ということでした。

確かに今まで経験したのは場当たり的で手当みたいなものばかりでした。痛い箇所に薬を塗ったり注射を打ったり電気を流したりと痛い箇所にしか目がいっていませんでした。

打撲や骨折や捻挫などならまだしも、日常的な動作で痛めたのならなぜそうなったか?という原因の追究が必要だったことに気付かされました。

原因を追究する中で骨格の大切さに気付いた

当然骨格調整法なので骨格から原因を探っていくのですが、私たちは当たり前のように二本の足で立って生活をしてきましたがその私生活の中で利き腕や利き足や利き目などがあり個々に年々癖が強くなってくるのです。そこに事故や打撲・捻挫・骨折などの大なり小なりのトラブルがあり、年齢とともに柔軟性・筋力・運動神経などのすべて低下していきそれらをすべて合わせて今の骨格の状態があり今の症状があると見る方がシンプルで納得しやすいです。

筋肉で動いていることだけにイメージが膨らみ過ぎて肝心の「立つ」ということに頭がいっていませんでした。立つのは当たり前になっていました。でも本当は当たり前ではないのです。ここへお越し頂いた方みなさん奇麗に立つことが出来ません。例外はありません。必ずどこか歪んでいます。しかも1個所とかではありません。大体4~5個所ほど歪んでいます。二足歩行を成り立たせるためのある意味バランスを取っているとも言えます。このバランスが大幅に歪むと椎間板に無理が生じます。痛みが出たらそれは身体から限界の信号です。痛み止めはその信号をぶち壊してそのまま走らせようとしているようなものだと私は考えます。有事の際は仕方ないときもあります。でも、休みの日が来たらあの時の痛みのことを思いだし自分の身体に向き合って頂きたいなと思います。まずはまっすぐ立っているか?ということがとても重要です。真っ直ぐ立てていたら信号は消えるはずです。

動物の基本は運動・食事・睡眠

施術をしていて思うのは日常的に運動をしている方はやはり直りが早いです。特に体操・ヨガ・ピラティス・筋トレ・太極拳をしている方は本当に早いです。共通しているのは全身を使っているということだと思います。先ほども述べたように利き腕があるのでどうしても身体は左右どちらかに軸をつくり偏りが産まれます。ましてや運動する機会が減り運動不足の方はその偏りが酷く日常使っていない関節が固くなっています。特に上半身は使っていない個所が多いと思います。これは2足歩行のデメリットと言っていいと思います。しかし、体操などで全身の関節の可動域をいっぱい使う運動をしている方は癖や偏りが少ないです。そのため一時的に作ってしまった歪みを調整してあげると直ぐに元の生活に戻ります。やる種目は何でも良いです。全身を使うことだけを考えて頂ければ良いです。

ラジオ体操は素晴らしい!良いものは消えない!!

私もお客様に「どのようなことをやればいいですか?」良く聞かれます。そこで必ず「ラジオ体操でいいですよ」と答えています。ラジオ体操は戦前からずっと日本人がやってきた誰でもできる体操です。大人になって改めてやってみるとラジオ体操の良さが体感できると思います。しかも、時間は3分少々第2も合わせても7、8分程度です。ラジオ体操を姿勢を意識して指先まで神経を意識してしっかりと動かせばかなり良い運動になります。学生の頃のようにダラダラやると当然のことながら効果は薄れます。別にラジオ体操でなくても良いです。何をしたらいいか分からない人はラジオ体操をぜひ試してください。やっていただいた方には好評です。身体の回復も良いです。

自然な食欲

運動をする習慣すると今度はお腹がすくようになります。食事の内容はここでは細かいことは割愛させて頂きますが当然お菓子など栄養を無視した食事ばかりするのはだめです。3大栄養素タンパク質・脂質・糖質のバランスくらいはしっかりと考えて食事してもらえれば良いと思います。(※内臓に疾患がある方やアレルギーのある方は医師に相談してください。)

睡眠欲

運動をして食欲が満たされると今度は睡眠欲が出てきます。これは動物が生きていく上でごく自然な流れです。ゆっくり布団なりベットで休んで頂ければ、眠っている間に身体はリセットを図り修復し翌朝スッキリと目覚めるはずです。このように、日中活動をして食事を摂って夜はゆっくりと寝る。このような良いサイクルに入ると本当に生活して行く上で身体が楽になります。これはこのように動物が作られているからです。運動⇒食事⇒睡眠⇒運動…これが動物の基本なんだと思います。みなさんこのような生活できていますか?逆に逆らったような生活していませんか?

まとめ

ヒトは脊椎動物でその中でも二本の足で直立して生活をしている。

直立して生活をしているため骨格のバランスが重要

痛みは信号であり信号が出たときは身体と向き合う

ヒトは動物であり全身を使った運動が大切

動物としてつくられたように生きることが大切

以上、私が骨格調整の仕事をしていき自分やさまざまなお客様を見させ頂いてきて思ったことを綴らせて頂きました。「健康」は思ったよりハードルは高くありません。単純なことの積み重ねだけです。急にガラッと変える必要はありません。やれることからやると良いでしょう。

最後まで読んで頂き有難うございます。次回からは症例などを中心にブログをアップしていこうと思います。宜しくお願いします。