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腰痛の原因は背中・・・40代男性

海外の方でも骨格は同じ

腰が痛いと知人に連れられやってきたのは母国から遠く離れた日本で働く40代の男性でした。ビックリするほどとても日本語の上手な方で安心しました。

さて、肝心な身体の状態ですが最近デスクワークが多くなり立ちがる時に腰が痛くてすんなりと立てないようです。しばらく痛みは続くが動ているうちに痛みは消えていたけど最近はそれが中々消えなくて困っていました。

固まっていた上半身

立っている状態だと左肩が上がり右の骨盤が大きく右へ流れている様子がわかりました。それからうつ伏せになると骨盤のズレが少し収まり左肩だけが浮いているような感じで胴体部分だけ歪みが大きく残りました。原因を探ろうと話を聞いても本人に見覚えがなく過去に大きな事故やケガなどはしたことはないとのことでした。ただ、最近肩こりは気になっていたみたいです。

生活習慣の中で肋骨が大きく歪む流れを作ってしまい、最近の多くなったデスクワークでそこを固定してしまい動きが悪くなったのが腰に負担になっていたのだと仮定を立てて施術を始めていきました。デスクワークは指先と頭や目は動きますが、それ以外はほとんど動かさず2時間くらいずっと同じ動作をしいられるので体にとって本当にストレスです。まずはそれが原因で肩こりが出ていましたがそれを無視するような形で仕事を続けていたので腰にまで影響出ています。

肋骨と胸椎(背骨)の関係性

うつ伏せになっていもらい身体を揺すると骨盤はさらに奇麗になり仙腸関節に少しズレが残る程度でしたが、背中の歪みは大きいままでした。背中の部分には12個の胸椎と肋骨が左右に12対あり、その肋骨12対と胸椎12個が左右に並び良い関係を築くことで内臓を収める空間を作り体幹部分のバランスもとっています。

肋骨と胸椎のバランスを崩すと筋肉への負担が増え張りを覚えます。張りが出てくると柔軟な肋骨の動きが悪くなり腰の筋肉や腰椎への負担になり酷い場合には椎間板が飛び出しヘルニアになる可能性もあります。

HSTi骨格調整法独自の矯正器具でバランスを取り戻す

原因がわかれば後は矯正していきます。肋骨と胸椎をHSTi骨格調整法独自の矯正器具で数ヶ所じんわりと矯正をし、時間に限りがあるのですべては出来ませんでしたがある程度身体のバランスが整いました。

痛みの原因と論理を説明をし大変驚かれていました。まだ完ぺきではないので次回お越し頂くまでの対策と日常生活で気を付けることを伝え終了しました。

デスクワークの方は本当に気を付けて欲しいです。仕事で頭や精神的な疲労があるので「運動なんてやってられない・・・」と思われるかもしれませんが、実際には反対で動かない・動けないが身体にとっては非常にストレスになっていて余計に疲労感を増しています。そのような日常が肩こり・首こり・頭痛・眼精疲労をはじめ今回のような腰痛などにも繋がります。それだけに留まらず不眠症など自律神経失調症との関りもありますので積極的に運動をすることをお勧めします。

最後まで読んで頂き有難うございます。またみなさまに有効な情報をブログを通してお届けしていきたいと思います。