射水市にある整体屋さん。一条整体クリニックApa Kabar
仕事がデスクワークに変わったのが切っ掛けで腰痛が悪化
もともと腰痛はあったがそんなに酷くなることはなく、どんなに長引いても1ヶ月くらいだったのが、今回は1年程痛みがあり座骨の方まで痛いそうです。
事故歴や病歴もなく、学生の頃はバレーボールやテニスなどをやっていたが大きなけがなどもなく過ごしてこられたようです。腰痛を感じ始めたのは仕事を始めてしばらくした20代後半くらいからだそうです。それくらいから肩や首や背中などにもコリを感じ始め、30代後半には全身のコリと身体が疲れやすくなりストレスも感じやすくなったようです。
そんな中、1年半くらい前に職場が変わり仕事内容がデスクワークになったそうです。それくらいからまた症状が腰に集中してきたそうです。
前の職場では動き回っていたけど今回移った職場ではデスクワーク・・・。本来なら腰の負担は減り痛みとは縁遠くなりそうなのにどうして痛みが出たのでしょう?
固定されると弱いところに重心が生きやすくなる
この方の身体を見せて頂くと左半身の頭・肩・骨盤のバランスが崩れていて、特に左の骨盤の方に歪みが集中しているように見えました。
しかし、1番気になったのは頭の歪みでした。
身体に関してはすぐに整うだろうなと思いましたが、頭は少し時間がかかるのがすぐにわかりました。頭部の「関節」は顎しかなくそれ以外は「縫合」と呼ばれる組織で関節ほど可動域はありませんが少しだけ稼働性を持つ特徴があります。
少しの歪みであれば簡単に整えますが、複雑に歪んでいる場合はとても時間がかかります。勘違いして頂きたくないのは頭が奇麗にならないと症状が消えないわけではありません。痛い箇所が奇麗に整えば症状は消えます。ただ、痛みが繰り返され安定しないということです。今日お越しいただいた方も初日の時点で痛みは大分取れたようでした。しかし、頭の歪みの説明をし根気よく施術することを勧め快諾して頂きました。
頭部バランス対応
ヒトは二本の足で立ち常に脳のバランスを取るように立っています。その脳のケースの役割をしている頭蓋骨が歪むとその他のところまで影響が及びます。
「整体で良くなってもすぐ元に戻るんでしょ?」とよく言われたり聞いたりしますが、それは背骨や骨盤くらいしか調整せず頭から手・足まで身体の細部まで整えていないからです。今回に関しては頭が1番歪みが酷かったのでそこがこれから生活して行く上でポイントになってきます。最初は2・3回程2週間おきくらいに来ていただきましたが、症状が落ち着いてきたのを見て1ヶ月に1回の施術になりました。
徐々に変わり出す結果(症状)
月に1回のペースにして1年が経ったくらいにまず痛みが出なくなってきました。それまでは忙しくなるとどうしてもデスクに釘付けになるためまた痛くなっりしていましたが、「最近は痛いと思うことが少なくなってき」たという言葉頂くこと増えてきました。そして当クリニックにお越し頂くようになって丸2年が経とうとし、だいぶ頭の形が整ってきたくらいの時に「車の運転を2時間したときは痛かったけどそれ以外は何ともなかった」と言われました。車の運転を2時間したらさすがに私も痛くなるかな?と思いながら「やっと安定してきた」と安堵しました。当然と言えば当然なのですが時間がかかった分余計にそう思えたのでしょう。その2年間の間にも季節の変わり目や忙し時は痛みが強いときもあったので本当に良かったです。
原因が変われば結果も変わる
痛みの原因と思われるところが正常になると痛みとして出ていた結果も変わってくるということです。それを改めて確認することができました。その間お越し頂く度に身体の歪み方の特徴を見て歪みが溜まるような場所のセルフ整体になるような体操もお伝えし、それをまじめにやっていてくれたのもかなりプラスに働いたとも言えます。まさに二人三脚のような感じで改善させました。
これからも死ぬまで身体は使っていくので今後またトラブルが起こることもあります。しかし、1度ある程度奇麗になった方の身体を整えるのは他の人より圧倒的に楽になります。よって改善スピードが違うということです。
今回は頭蓋骨の歪みがこの方の弱い部分でしたが、それが肋骨だったり足だったりそれは人によって違います。その弱い部分を見つけてそこまで改善すると身体はまた長い期間健全に働くことができます。その場しのぎの処置しかしていないとつぎはぎ状態になり徐々に出来ることが少なくなってきます。そうなる前に自分の身体や生活習慣と向き合い健康に長生きできるようにみんなで頑張りましょう。私はそのお役に立てると思うのでいつでもご連絡ください。
最後まで読んで下さり有難う御座います。