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腰痛。足の痺れも改善70代女性

射水市にある整体屋さん。一条整体クリニックApa Kabar

整形外科では腰椎5番がズレていると言われた

数ヶ月前から腰痛が酷くなり最近では足先まで痺れるようになり、整形外科へ受診したところ腰の骨の5番目がズレていると診断されたようです。しかし、特に処置などなく湿布薬だけを渡されて数ヶ月の間放置だったようで一行に良くならない腰の痛みと足の痺れを抱えとても不安になられていたようです。そこで、こちらへお越し頂いたことのある知人の方に相談したところ当クリニックを紹介されたそうです。

腰椎(腰の骨)がズレる原因

この方のように「腰の骨がズレている。」または「潰れている」と診断されて当クリニックへお越しになられる方はたくさんおられます。しかし、なぜズレたり潰れたりするのか説明されることはほとんどなく、またどのように治療していくかという説明がないようです。腰椎の特徴として前に屈んだり後ろへ上体を反らしたり左右に倒すことは得意な動きですが、意外と思われるかもしれませんが回転運動(捻じる)に関してはほとんど動かないそうです。ヒトが後ろを振り向いたりするときに動いてくれているのは大半が肋骨と股関節の動きにより成り立っていて腰椎自体は5~10度くらいしか動いていないそうです

では、なぜ腰が潰れるかといえば肋骨や股関節が硬くなり腰椎の負担が増えるからです。肋骨や股関節の動きが悪く、それでも捻じるという動作をするため次第にズレたり潰れたりするのです。

またもう一つ大切なのは体幹を安定させる「腹圧」です。腹圧は私たちヒトが立つうえでとても大切なものです。その腹圧が年齢とともに筋力が弱くなったりするのと同時に体幹を安定させる腹圧も弱くなり腰椎が不安定になりズレやすいのも一つ要因に挙げられます。

腰痛を改善させるには

腰椎がズレたり潰れたりして発生している腰痛に対して湿布薬を張っていても改善されることは少ないでしょう。湿布薬が効くのは日ごろ運動不足な生活を送っている人が急に重いものを持ったり腰を使うような運動をたくさんしたとか、軽度の打撲の時くらいです。腰椎がズレてしまった状態で湿布を張っても一時的に改善しても痛みは繰り返されることでしょう。

大切なのはズレた腰椎を戻すことと自分の身体の特徴を知ってネガティブな箇所を改善すことです。痛みは結果です。結果に対して原因があるのでその原因が改善されない限り痛みを消すことは出来ないし、最悪ヘルニアに移行することもあるでしょう。

腰椎の戻しかた

うつ伏せに寝て身体を左右に振ったり、屈伸運動や前屈運動するなど運動で戻す方法もありますが確実性が欠けます。骨格調整で頭から足の先までのバランスを整えることが良いです。そのことにより骨格が確実に整いますし、自分の身体の特徴もわかりやすいです。肋骨の動きが悪いのか股関節の動きが悪いのか、またズレて固いのか日常的に使っていなくて固いのかなどの情報が受けやすいです。

今回お越し頂いた方も腰椎の5番がズレたのは肋骨に歪みがあり、それが原因で動きが悪くなり腰椎に負担が多くなったことに原因があるようでした。肋骨と胸椎のバラスを整え頭・骨盤・腰椎の歪みを改善すると痛みも痺れもなくなりました。そして腹圧を意識しながら体操することを勧めました。

生活習慣を見直す

痛みという結果に対して歪みが原因ですが、その歪みを作る原因もあります。それは生活習慣です。テレビを見るときの姿勢や仕事の特徴など見直せるものは見直して正してみてください。また体操などをして良い習慣を増やしてみてください。必ずこの先の人生が変わります。

最後まで読んで頂き有難うございます。