学校の健康診断で側弯症と診断された小学5年生の男の子です。症状はまったくなくおばあちゃんに何となく連れてこられたような感じでした。
このお子さんのおばあちゃんに当たる方は当クリニックで坐骨神経を改善し、それからは肩が痛くなったり腰が辛くなったりことあることにご連絡を頂いている方で一定の信頼を頂いていました。
上記の(1)写真は2回目の施術前で初見の時はもう少し肩の高さに違いがありました。肩の高さだけでなく背骨も蛇行すような感じに捻じれていました。1回目の施術で結構きれいになっていましたが、2回目お越し頂いたときに少し肩の高さが戻ったような感じでしたが、2回目の施術が終わるとまた一段と奇麗になりました。
頭部バランス対応
このお子さんは特に大きな事故やケガをしたわけではありませんが頭部・胸部・骨盤すべて大きく歪んでいました。原因はハッキリしませんが骨格の歪みは頭を支えるための歪みでありバランスなので頭から歪みの流れを読み解き頭部・胸部・骨盤という順に全身調整しました。耳の高さ・肩の高さはキレイになっていますが骨盤にまだまだ問題がありそうです。ということは座り方に問題があると思うので本人に座り方を気を付けることと、今までの習慣はそんなにすぐには改善されないので屈伸などをして骨盤が悪い状態で固まらないように積極的に股関節など骨盤周りの運動を取り入れるように伝えました。
悪いところを主張してくる
このように酷い箇所は歪みが残ります。よってそういう個所が原因で身体の歪みを引き起こしているということです。ただ「残るね~」ではなく「なぜ残るのか?」と考えるとお客様の生活習慣がぼんやりの浮かんできます。それをお客様に「こんなことされていないですか?」と指摘して話していると「何で分かるの?」と何度も驚かれたことがあります。そこが原因と分かればそこを中心に歪みの流れのまま調整を施せばより楽に施術が出来、生活で気を付けることもハッキリするため安定するのも速いということです。このお子さんの場合は次回からは骨盤を中心にやることになります。そして、座り方や骨盤周りを良く動かすことで早く安定します。
早ければ早いほど良い
小中学生は身体もまだ出来上がっていないため奇麗になるのが早いので助かります。まだ若い時期は筋肉も柔らかく、運動神経も良いのでこの骨格に対応でき痛みや違和感など症状がなく過ごせたのです。そのため骨格調整もスムーズにいき生活習慣を少し修正すればすぐに安定しそうです。また頻繁に健康診断を行ってくれるのも小学校や中学校までです。そしてよくあるパターンが健康診断で「側弯症」をしてきされ整形外科へ行き診てもらったところ「異常なし」もしくは「今は酷くないから様子を見ましょう」という流れ。本当によくあるようです。わたしから言わせれば「酷くないうちに何とかしよう!」です。先ほども書きましたが小中学生の間はまだ身体が出来上がっていません。ちゃんと施術をすれば症状が出る前に改善できます。早ければ早いほど良いのです。
気付いたときがタイミング!年齢関係なし
年齢を重ねるにつれて筋力・柔軟性・運動神経の低下などから身体の偏りが酷くなってきます。また、生活もパターン化されより癖も強くなるため早めに調整をすることをお勧めしますが20代以降が遅い・手遅れというわけではありません。
若いときにやっていなかったら手遅れと思わず会社などでの健康診断や家族や友人に指摘されたらすぐご連絡ください。骨格調整と少し日常生活を変えると改善されるでしょう。間違いなく悪化は防げれるでしょう。実際に50代・60代の方の改善例もあります。気付いたときがタイミング!
最後まで読んで頂き有難うございます。