射水市にある整体屋さん。一条整体クリニックApa Kabar
最近腰が痛いなと思いながら過ごしていて、いつも通り何気なく立った時にギックリ腰になったそうです。
立つこともままならない
お越しになられた時はずっと立っているのが辛く触診もゆっくりでない状態でした。とりあえず骨盤の高さがまったく違うこと、背中が左へ大きく湾曲していたのでそれを把握してうつ伏せに寝てもらいました。
うつ伏せに寝てもらうにもすごく時間がかかり寝るのにも一苦労です。
何とかうつ伏せになって頂くと頭部・背中・骨盤・腰椎・頸椎すべて歪みが大きく、そしてとても硬い感じでした。
うつ伏せにの状態で身体を揺すると状況は変わりました。骨盤は少し歪みが小さくなり背中の歪みが大きく残りました。
これで背中が一番の原因だとわかりました。
歪みの原因
なぜこの歪みができたのでしょうか。事故や打撲した記憶もなくこれだけの歪みができたのです。必ず原因があります。
そのような場合は遠く昔の出来事が原因で忘れているか生活習慣が原因になっているケースがほとんどです。そしてここまで大きく歪む生活習慣はといえば「横座り」です。
ご本人に確認するとやはりしていたとのことでした。
ここへお越しの多くの方には伝えていますが横座りは本当に良くありません。
なぜ横座りが良くないのか
床に直に座る際、女性は横座りをする方が多いでしょう。
横座りは骨盤が横に倒れる状態になり身体が自然と斜めになってしまうので、腰に大きな負荷をかけてしまいます。
また、無意識に同じ方向に足を崩すクセが付きます。というより骨格がその形に納まり同じ方向しかできなくなるのです。そのため負荷をかける場所も同じとなり、骨盤のゆがみが慢性化し、結果的に腰痛を引き起こす原因となります。
また若いうちは骨格も動きが柔軟性で様々な形になれますが、それが習慣化し年齢を重ねるにつれ柔軟性も筋力も衰えるので側弯症になることが非常に多いです。
見た目も良くない上症状もいろいろ出てきます。
背中の歪みの調整
横座りで歪む場所はその方の座り方によって変わってきますが、今回の場合は下部肋骨に影響が出ていました。
胸椎の7番・8番・9番と肋骨がバランスを崩しそこから胸椎が左へ湾曲を描いていました。
そこを中心に施術を組み立て1回目が終わった時は立つまでは酷かったですが立ってしまえば楽な状態で返すことができました。
症状が変わる・・・
1週間後に2回目お越し頂いたときは肩と背中に症状出ていました。やはり腰ではなく背中に出来たようです。この方の骨格の歪みは背中が1番酷い歪みなので当然の結果だと思いました。
さらに1週間後3回目お越し頂いたときには首と背中が痛く、4回目の時は膝裏が張ってしゃがむのが辛いといわれ症状がころころ変わりました。
それでも施術は背中を中心に全体のバランスを整えていきました。
骨格調整に徹した結果
症状がいろんな状態に変わるなか痛みを消すことより骨格をキレイにすることに徹していました。そうして5回目お越しになられた時にはすべての症状が消え背骨の湾曲もなくなっていました。まだ少し膝裏に張りを感じるけど微々たるものではじめのころに比べると天と地の差があると喜んでいただけました。
症状を気にするあまり目線を変えていたらこのような結果になっていなかったでしょう。身体全体を見渡しバランスを整えたから成し得たことです。
まとめ
横座りという生活習慣により後天的に側弯症を作りことがあるので横座りをする習慣がある方は気を付て下さい。
また症状を消すだけでなく原因をしっかりと探りその原因を消すことで自然と症状も消えてくれます。たとえ症状が様変わりしても慌てることなく落ち着いて原因を消すことで必ず症状も改善されます。
80代の方のギックリ腰を改善させることはとても困難なことだと思いますがHSTi骨格調整法を用いる当クリニックでは安全に施術することができます。老若男女問わずいつでもお気軽に落ち合わせください。
最後まで読んで下さり有難う御座います。