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産後育児で腰痛

射水市にある整体屋さん。一条整体クリニックApa Kabar

施術前
施術後

腰痛でお見えになられた20代女性です。

昨年9月に出産されしばらくは気にならなかったけど、最近腰が痛くなり我慢の限界が来たようでお越しになられました。

骨盤が緩み左右共に崩れた状態でその上に位置する腰椎も酷い歪みの状態でした。腰椎椎間板ヘルニアになっていなくて本当に良かったです。それくらいの歪みでした。

特に右半身は大きく歪んでいました。それに合わせるように右肩周辺と頭にも歪みがあり今回はそこを整え腰椎を整えて終了しました。

画像を見てもらってもわかるように骨盤が整うとお尻が引き締まり太ももも少し細くなります。

産後の骨盤矯正の必要性

産後の骨盤の状態

出産後、体重は戻ったけれど体型が戻らない。

そう感じている方は多いのではないでしょうか?

骨盤には本来、「朝閉じて夜に開く」といった開閉リズムがあります。

妊娠中はホルモンの作用で骨盤周りの筋肉やじん帯が緩みやすくなっていくため、通常よりも骨盤が大きく開きやすい状態になります。

出産時に開ききった骨盤は、産後4ヶ月かけて左右交互に少しずつ元の状態に戻っていきます。
ですが、妊娠中に筋力が低下していたり、産後、日常的に横座りや足組み、またはあぐらをかいて授乳をしたりすると、身体への負担が大きく、正常な状態に戻りにくくなるといわれています。

産後のトラブル

骨盤が開いたままの状態だと、骨盤周辺の血流が悪くなって脂肪の燃焼がうまくいかなくなるため、太りやすくなります。

また、内臓の位置が下がったり、肩こりや腰痛、冷え性、むくみなどのトラブルにもつながります。

妊娠・出産で緩み開いた骨盤は、産後ある程度は自然に戻りますが、元の状態に戻すためにはケアが必要となります。

産後の骨盤矯正はいつくらいか?いつまでに?

産後の骨盤矯正はいつくらいから受けれるのか?

産後の骨盤矯正は、一般的には出産後体調が安定した1~2カ月後頃から始めるのがよいといわれています。

ただし産後の体調が回復するスピードは個人差があります。また、普通分娩か帝王切開かでも異なってくるので、決して無理をせずお医者様や施術士さんと相談をしながら開始してください。

いつまでに受ければ良いのか?

出産後、骨盤矯正の効果が得られる期限には諸説あり、出産後半年を過ぎると効果を得るのが難しくなるともいわれています。出産後半年は骨盤が柔らかく矯正がしやすいため、一般的な目安として出産後半年といわれることが多いですが、半年を過ぎると矯正が受けられなくなるということではありません。

ただ、半年を過ぎ徐々に固まってきた骨盤を矯正するには、骨盤を正常な状態に戻すまでに時間がかかります。産後あまりにも月日が経つと、産後 骨盤矯正としては施術が受けられないサロンやクリニックもありますので、詳しくは各店舗に確認してみてください。

一定期間を過ぎると効果はないのか?

骨盤矯正を受けなかったせいで、産後数年経った今も腰痛や恥骨痛が残っている方は大勢おられます。産後数年後でも骨格矯正を行えるのでいつでもお越しください。

まとめ

産後一定期間は骨盤が柔らかく授乳の姿勢などで崩れやすくもあり、骨盤をきれいに戻しやすい時期でもあります。正しく調整をすることで体調も良くなり育児もやりやすくなります。ママが元気だと子どももすくすく育ちます。また、今後出産するのであれば安全に妊婦として迎える準備にもなります。

産後半年以上過ぎても調整は可能です。ただ単純に一定期間を過ぎると産後の柔らかい状態が過ぎるだけで骨格調整が出来ないわけではありません。

今回お越し頂いたお客様も1年以上過ぎていてもしっかりと矯正出来ていますし、その他にも大勢のお客様がいて腰痛など改善しています。

しかし、産後は身体を見直す1つのタイミングです。このタイミングを逃がさずしっかり身体をケアしましょう。お悩みなどあればお気軽に当クリニックへご相談ください。

最後まで読んで下さり有難う御座います。