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頭痛(痛み止めに頼り過ぎない根本解決)

射水市にある整体屋さん。一条整体クリニックApa Kabar

痛み止めは危険!頭痛の本当の改善法とは?

最近、頭痛でお悩みの方が多いのではないでしょうか?特に、こめかみ付近や後頭部が、キリキリとした痛みや締めつけられる感じを訴える方が多いようです。普段、あまり頭痛がないという方も、頭が重たい、目がボーっとするなどの症状が出る場合も少なくないと思います。 整骨院にも「頭痛薬が手放せない」といった方が多く来院されます。 頭痛薬は、その場でどうしようもないであれば飲まれるのも手なのですが、常用すると身体に悪影響を及ぼします。今回は、そんな頭痛薬を手放すための対策をお伝えしたいと思います。

さて、病院や薬局で頭痛薬として主に処方されるものに、ロキソニンやボルタレンが挙げられます。 これらは、痛みの原因物質である「プロスタグランジン」の分泌を抑えることで、痛みを止めています。 このプロスタグランジンの働きには、主に4つの働きがあります。

1) 知覚神経を過敏にして痛みを起こさせる
2) 血管を拡げる
3) 発熱を促す
4) 交感神経の働きを抑制する

痛み止め薬が、抜歯したときや手術後に使われるだけでなく、発熱時にも処方されるのは、上記の働きがあるからです。ここで考えて頂きたいことがございます。「頭痛はどうやって起きるのか?」です。頭痛の大半は「筋緊張性頭痛」といわれるものです。つまり筋肉がコリ固まって痛みになったものです。ここで、頭痛がどうやって起きるのか、模式図で表したいと思います。

頭痛の発生の仕方

長時間仕事が続いたり、ストレスが溜まったり、緊張しっぱなしだったりすると交感神経が緊張します。交感神経が緊張すると筋肉が硬くなり、血管を圧迫します。よって筋肉が酸欠状態になり頭痛が起きるのです。では、痛み止め(頭痛薬)を使うとどうなるでしょうか?

痛み止めを使用した時

痛み止めを使うことで、一時的に頭痛は軽減しますが、交感神経の緊張作用と血管の収縮作用がかかるので、より痛みが出る要因が増加します。薬を常用することでこのサイクルが強化され、「頭痛薬が手放せない!」という状況になってしまうのです。つまり筋緊張性の頭痛を改善するには、頭痛薬は適さないのです。

一般的な対策

① 交感神経の緊張 ② 筋肉の緊張 ③ 血管の収縮 を取り除いてあげればいいのです。
つまり、ストレス解消・ストレッチ・セルフマッサージ・軽い運動・入浴、これらを行なうと良いでしょう。頭が痛い時は、仕事をやっても捗らないことが多いですよね? それでも仕事をしなければならない時には、薬を服用することは致し方ありませんが必ず身体(体調)を整える時間を確保してください。

頭痛と頭蓋骨の歪みとの関連性

上記の方法も薬使わず副作用の心配はないもののやはり対処療法となり根本可決に至ることは少ないです。

みなさんの認識で薄いのが「頭蓋骨の歪み」です。

頭にもいくつもの筋肉・血管・神経があり、そして頭蓋骨の中には私たちの運動のすべてをつかさどる「脳」が収まっています。

頭蓋骨が歪むことにより筋肉や血管の緊張バランスが取れなくなったり血流が悪くなります。また、神経伝達もうまくいかなくなったり頭蓋骨の空間が歪むことにより脳への影響も出てきます。

このように頭蓋骨の「歪み」からさまざまな影響が懸念されます。

頭蓋骨は矯正できる

多くの方は頭が歪むという認識もなければ矯正できるという認識もない方が多いのではないでしょうか?

頭蓋骨は前頭骨・頭頂骨・鼻骨・頬骨・側頭骨上顎骨・下顎骨・蝶形骨・涙骨・鋤骨・後頭骨など15種23個の骨から形成されています。その中で可動性のあるものは下顎骨(あご)と舌骨のみが可動できるのですが、他の骨も小さいながらも動いています。動くということは当然ながら元の位置へ戻す「矯正」もできるということです。

頭蓋骨が整うと頭痛も楽になる

当クリニックで頭痛が主訴でお越しになられる方は少ないのですが、首や肩コリが主で頭痛もあるという方が全身を矯正したことにより首肩こりはもちろん頭も楽になったという方がたくさんおられます。

頭蓋骨が整うことにより筋肉の緊張バランス・血流・神経伝達・頭蓋骨の空間が正常化されることにより頭が楽になっていきます。

まとめ

頭痛があると気軽に痛み止めを服用し使うことで、一時的に頭痛は軽減しますが、交感神経の緊張作用と血管の収縮作用がかかるので、薬の常習化することにより痛みが出る要因が増加します。「頭痛薬が手放せない!」という状況に陥り負のサイクルになります。筋緊張性の頭痛を根本から改善するには頭痛薬は適しません。

大切なのは① 交感神経の緊張 ② 筋肉の緊張 ③ 血管の収縮 を取り除くこと。
ストレス解消・ストレッチ・セルフマッサージ・軽い運動・入浴、など積極的におこなうことで緩和されます。 

さらに、頭蓋骨の歪みを整えることにより① 交感神経の緊張 ② 筋肉の緊張 ③ 血管の収縮目が正常化され頭痛の根本解決に近づけることがあります。

薬を使うなという話ではなく上手に使い、しっかりと身体(体調)を整える日までの時間稼ぎだと捉えて頂くといいかなと思います。

そして、お休みの日などの時にストレス解消・運動など心身を整えて頂けたらと思います。それでも改善しないときは是非『骨格調整』にお越しください。

最後まで読んで下さり有難う御座います。