射水市にある整体屋さん。一条整体クリニックApa Kabar
20代の学生さんの症例です。
高校生の頃から肩こりが酷く最近は動悸がするようになり、運動したときはもちろんのことながら寝るときも動悸がするようになったそうです。
原因
胸部・背部に大きな歪み
身体を見させて頂くと左肩が大きく上がっていました。上がっている原因は肋骨と胸骨のバランスが崩れ肩甲骨を押し上げるような状態になっていたため左肩が上がっていました。
本来であれば肋骨と胸椎と胸骨がバランスを取りあいキレイなかご状になって臓器を保護する役目なはずが、そのバランスを崩したため周辺の筋肉たちにもアンバランスが生じ肩がこっていたのでしょう。
また歪みがあったところがちょうど左の肺の裏の部分でもあったので臓器の空間も崩れ肺も正常に活動しなかったのかもしれません。それで結果動悸として症状が出ていたかもしれません。
歪みの原因
なぜそのような歪みができたのかお話を伺うと。数年間に彼女が自転車を運転しているとき右側から自動車が飛び出してきて衝突事故を経験されたそうです。
その際左肩を強く強打したそうです。しかしその時は車とぶつかった右足の方にばかり意識があり肩のことは今日まで何とも思っていなかったそうです。
歪んだからといってすぐに症状が出るわけではない
みなさまの中には身体に歪みを生じたらすぐに痛みが出ると思っている方が多いのではないでしょうか。もちろん捻挫のようにそのような場合もありますが、一旦痛みは回避して後々出ることはよくあることです。特に事故のときに多く、ショックの方が大きく症状が出るのが数日後、数ヶ月後ということはよくあります。
しかし今回の彼女のように数年後という単位でもあり得るのです。
原因がなくなれば
胸椎と肋骨のバランスを整え、また前側でも肋骨と胸骨がバランスが崩れていたためそこも整えて頭と骨盤も整えてその日は少し肩が軽くなったと喜んで帰宅されました。
そして1週間後お越しになられたときには肩こりはほとんど感じておらず、それよりも動悸がなくなったことに驚かれていました。おかげで夜もぐっすり眠れるようで運動をしても動悸のような嫌な呼吸の粗さはないようです。
まとめ
コリや張りなどの症状には原因があり揉んだりしていても癒しにはなるが根本的な解決には至らないのです。しっかりと原因を探りそれは必ずその人の過去と関係があります。それが解れば必ず改善するはずです。
また骨格に歪みができたからといってすぐに症状が出るわけではありません。数日後または数ヶ月後に出ることがありますし数年後という場合もあります。しっかりと思いだしてなぜそのような歪みができたのかを一緒に考えましょう。それが一番の近道です。
そして、ときには今回のような内科で診てもらうような症状にも骨格調整には効果がある場合もあります。希望をもってぜひお越しください。
最後まで読んで下さり有難う御座います。