射水市にある整体屋さん。一条整体クリニックApa Kabar
腰痛が切っ掛けでお越し頂いた40代男性。腰痛といえば骨盤を思いあ浮かべる方が多いと思いますが必ずしもそうとは限りません。
過去の事故やケガなどが切っ掛けで時間が経った数年後に出ることもあります。今回はそのような例が当てはまるお話です。
腰痛
腰を痛める人は大変多く約8割の人が経験するといわれています。皆さんの中にも腰を痛めた経験持つ人や現在腰を痛めている人が多いと思います。腰痛の経験が無くても、おそらく周りに腰の痛い人が何人かいるに違いありません。
腰痛の原因疾患は多くあり、変形性脊椎症、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、変性すべり症などがあげられます。また、中には内臓の病気によって痛みが出ることもあります。
普段の生活からみるとまず姿勢の問題があるようです。肩こりもそうでしたが、ヒトが直立で立って歩く生活を始めたときから腰痛との付き合いが始まったといわれています。
生活上の動作ではとても腰に負担のかかる動作があります。このことを覚えておいて腰に余計な負担を与えないことが大切です。
過去の事故とケガ
腰に負担が集中する生活を強いられている中で症状が人それぞれ枝分かれのように違うのは過去に原因があります。
- 日常生活の習慣や癖
- スポーツ動作の特徴
- ケガ歴(骨折・捻挫・打撲)
- 事故歴
上記のようなことにプラスして老化による筋力や柔軟性の低下も合わさり症状が出てきます。またはストレスによる緊張が切っ掛けで症状が出る方もおられます。
過去の事故やケガからできた歪みを整える
事故に合ったりしたときなど身体に強い衝撃が入ってきた際、その衝撃を逃がしてくれるように骨格は動きます。しかし、しっかりと元の位置に戻っていなかったりします。その時に気付ければよいのでしょうが、特に若い肉体の時はそれらに柔軟に対応したりします。
今回お越し頂いたお客様も若いときのスノーボードでの頭の打撲が頻繁にあったようで、そのうえ追突事故にも遭っておられました。その時には何ともなかったことが数年たち筋力や柔軟性が落ちた時に腰に来たようです。
実際、一番つらい症状は腰痛でしたが骨盤よりも頭や肩の歪みが強くおまけに偏頭痛持ちでした。頭を中心に施術をやっていき腰の痛みが収まった時に頭痛もなくなったと知らされました。偏頭痛は最初に知らされておらずのちに知らされました。
二足歩行を成り立たすためにも「歪み」はバランスという意味で必要だと思います。そして、車のハンドルにも遊びがあるようにそれと同様に骨格にもある程度の遊びはあります。しかし、その遊びの部分を越えると痛みとしてサインを送ってきます。
そのサインが出た時に過去を振り返りしっかりと骨格から整えることが大切です。
まとめ
ヒトは直立で生活をするようになってから腰への負担はおのずと大きくなっています。しかし、腰痛の原因はそれだけでなく老化と過去の生活習慣や事故やケガ歴が大きく圧し掛かっています。
今までしてきた習慣を改善したり事故やケガでできた歪みを整えることで腰痛は改善されます。
老化対策として普段から体操やゆっくりと時間をかけたストレッチを行い全身を動かすことも効果的です。体操する際は「腹圧」を意識してやるとなお効果的です。そうすることによって自前のコルセットができあがります。
最後まで読んで下さり有難う御座います。