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改善しない慢性肩こり

改善しない慢性肩こり

多くの方が肩こりに悩み改善しない慢性的な症状だと思っています。

現代では肩こりに悩まされている方は非常に多くみられ、湿布やマッサージなどの一時的な対処でその場をしのいでいる方も少なくありません。
しかし、湿布やマッサージでは根本改善に至らないこともほとんどです。

マッサージ施術中は大変気持ちの良い物ですが術後しばらくするとすぐに肩こりが再発してしまう場合もあります。

そして怖いのが刺激に慣れてしまい「もっと強くもっと強く」と要求して強いマッサージを受け細かい筋繊維に傷をつけてしまい以前よりも増して肩が張ってしまうという落とし穴に陥ってしまうことです。

運動不足

現代社会においてデスクワークをはじめ機会を取り扱う仕事が多くなってきました。そのため同じ姿勢を長時間強いられます。また長時間姿勢を維持することまで集中は続かず姿勢も崩れてくるため骨格も歪みその悪い状態で固定化されるため、姿勢の悪さが日常化し身体への負担が偏り筋肉の緊張バランスが崩れてしまういます。
猫背になると肩に余分な負荷がかかるため、血行不良や筋肉疲労が起こり肩こりが生じます。

また、仕事の他にも日常的なスマホの使い過ぎも猫背になりやすく肩周辺に支障をきたす要因の1つにあげられます。

病気の場合も・・・

運動や姿勢などの気を付けつつ生活を送っているのに肩こりが酷い方は病気を疑いましょう。

肩こりには狭心症・心筋梗塞、解離性大動脈瘤、脳出血・脳梗塞など、重大な病気が隠れているケースもあります。中には肺がんだったとか・・・。

それらに関しましては当クリニックではなく一度内科で受診することをお勧めします。

またその際は食生活の改善も併せてしていくこともとても大切です。

根本解決にむけて

骨格調整

まずは生活習慣や不慮の事故で出来てしまった骨格の歪みを整えること。

ここまで運動習慣や食生活について多く語ってきましたがそれらを改善する前に出来てしまった歪みを整えることを先決に考えて欲しいです。

もちろん運動から入ることが必ずしも間違いではありませんが、歪んだ骨格のまま運動すことは変な癖をより強くすこともあるので1度骨格を整えてから運動に入る方が動きやすく、動いていてもとても快適に感じれますのでお勧めです。

運動習慣

骨格が整ったら運動です。

とはいえ運動といってもそんなにハードなものはいりません。

多くの方が運動=筋トレ・ヨガ・ピラティス・ランニング等大変で時間・お金を要するもを思い描きますが、実際にはそこまでのことは必要なく軽い体操程度のもので良いです。

何をするかより、軽い運動を継続することがとても重要です。

先ほども述べたように現代社会において機械を取り扱う子が多く、使う部位と使わない部位の運動量が大きくかけ離れていることに問題があります。

そこでまず取り組んで欲し事は簡単な体操をすること。「ラジオ体操」で十分です。

肩こりを取る運動とか気軽に入りやすいものもSNS等でたくさんありますが、それよりも背骨を前後左右に動かす方がとても効果的ですので是非試してみて下さい。

長くやればやるほど違いが分かります。所要時間たったの3分です。

まとめ

肩こりを解消したくて肩を揉んだりマッサージしたり鍼を打ったりして、一時的に良くなってもすぐに元に戻ってしまうのは症状が出ている原因を改善できていないから。

「肩こり」だから「肩」のみに原因があるのではなく、全身の不調が「肩こり」となっている場合があり、その原因は首を中心に身体全体が頭をしっかり支えきれず、バランスが悪い状態になってしまい、結果として肩に痛みやだるさといった不快感となってあらわれていることが大半です。

肩こりを根本的解決するには、身体のクセや習慣から全身をみることが必要と考えています。

その上でまずは歪んでしまった骨格を調整する事。そして生活習慣を改善する事がとても大切です。