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幸せは得るものではなく感じるもの

足るを知る

さまざまなお客さまの身体を見たり会話をする中でまた自分の身の回りのことにおいても

『足るを知る』って改めて大事だなと感じています。

得れば得るほど人生は豊かになっていくもの。
ずっとそう思っていました。

しかし、得ても得ても満足せずにもっと欲しくなったりキリがなく、それと同時に守るもの・失いたくないものが増え生活や意識が圧迫されていることに気付いていない人が多いです。

本当にそれは必要なのか

何かを得ようと必死になっている裏で同時に何かを失っていくことに気付かない、それどころか本当は欲しくもない何かを手に入れようと本当に大切な身体や時間・人を無視して人生のほとんどの時間をそれらに費やしてしまうことになっている状況それが今ある息苦しい状況の根源の方が多い。

自分が本当に得たい状態・状況・物、絶対になくてはならない状態・状況・物が自分の考えがしっかりしていれば、不要なモノを捨てるのに何の躊躇もなくなる。

得る道と捨てる道

若いときは物欲が高く何でも欲しい。それは志が高くなる入り口でもあるが実際には簡単には手に入らない物や、乗り越えられない勝てない相手も出てきます。その度に「何のためにがんばってきたのだろう・・・。」と失意の念に陥ることになります。

「得る道」の生き方はあれもこれも手に入れようとして、例えそれを得てもそれは依存を増幅する道で不自由になっていく。

そして捨てる道はそれに反して身も心も軽くなる。

本当の自由を手に入れ、軽やかに生きてけるのは「捨てる道」

捨てる道は気付かせてくれる

失ったと思わせておいて本当は大事な何かをそっと与えてくれる。

失ったことばかりに目を向けているとせっかく受け取った大事な何かに気付かないまま生きていくことになってしまう。

  • 失敗をしたときにいつも傍にいてくれる人
  • 大病を患ったときに健康の大切さに気付く
  • ギックリ腰になったときに動けることの素晴らしさ

窮地に立たされたときに「あるもの」に気付いてそこから人生を急転させる人はたくさんいます。「ピンチはチャンス」とはよく言ったものです。

気付いたその時から「あるもの」に感謝し大切に生きた人は悟りににも似たような経験をし平安で幸せな余生を送られます。

少欲足るを知る

幸せな人って何かをたくさん持っている人でもなければ、
ものすごい実績を上げている人や有名人でもないと思っています。

幸せってなるものでもなければ、誰かにしてもらうものでもない。

その人がどんな状況なのかも関係ない。

『足るを知る』に気付いたときからさまざまなことに感謝し大切に生きた人が幸せになるのです。

『幸せ』は
なるものでも得るものではなくて、
『感じるもの・気づくもの』なんだと思います。

幸せを感じた人が幸せなんです。

これは若いうちに気付く素晴らしい人もいるし、残念ながら死ぬまで気付かない人もいます。

気付くまですべてを無くすまで失い続けます。

しかし、決して「欲」が悪いものではありません。

重要なのは大切なことを蔑ろにして欲を追い求めることが良くないのです。そこをはき違えると人生は楽しくないものになります。

  • 高級車を買うために寝る間を惜しまず働き続ける
  • 世間から取り残されたくないから疲れているけど誘われた呑み会に行く
  • 動かず寝てたい
  • 運動はしたくない。でも食べたいものは食べたいだけ食べる

ぐ~たらな生活を送っている人だけでなく自身の健康を顧みず身を粉にして働いている方も同じです。誰しも絶対に大切な「時間や身体」を大切にするという生活習慣をベースに生活を送らないと中々「幸せ」には辿り着けないことを再確認にしました。

出会った方にはすべてを失う前に気付いて欲しいなと心の底から思います。

お客様の骨格を調整させてもらいながら健康の大切さ・動けることの大切さ・時間は有限であることをたくさんの方に伝えていけるよう努めていきます。